耳鳴り闘病記

2014年の4月に突発性難聴を発症し、

その後、両耳に耳鳴りが出るようになりました。

 

この記事を書いているのは、2016年3月ですが、

発症から約2年間の間、いくつかの病院にいったり、

薬を飲んだりと取り組んで来ましたが、

これまでの経緯と自分の考えをここに

書きだしていきたいと思います。

 

同じ病気で苦しんでいる方や、

似たような症状で苦しんでおられる方に

対して少しでもお役に立てれば幸いです。

最近の耳の調子について

最近、耳の調子があまり良くないですね。

高音域の耳鳴りが以前より種類が増えて
音域が広がって、大きさも大きくなりました。

以前は、車や自転車のブレーキ音のような
かなり高い音だけが、かすれて聞こえる
ような感じだったのですが、耳鳴りの悪化とともに
かすれて聞こえる高音域の範囲が以前より
広がってきた感じです。
残念ながら、悪化していると言わざるを得ません。

耳鳴りは、以前は、耳の穴に指を入れて塞いだりすると
ようやく、うるさく聞こえる感じでしたが、去年の7月ぐらいから
耳を塞がなくても、うるさく聞こえるようになってしまいました。

去年の12月からは、中音域の障害も出てきまして、
水の流れる音や、空調のファンの音などが、
変に歪んだ感じで聞こえますね。

2年前の4月に発症しましたが、発症前の正常な耳の
状態を100とすると、1年後には90~95ぐらいで、
その後は、80~90といった感じでしょうか。
時間が経つとともに着実に悪化してきています。


今思い返せば、5,6年前から後頭部に頭痛が
出やすくなって、上海の病院にいったり、
新宿の有名な頭痛の病院にいったりしていたのですが、
結局、改善はしなかったですね。
緊張性頭痛のための薬をもらうだけで、
根本的な改善には、繋がっていませんでした。

2,3年前は、頭痛もかなりひどくなって、調子が悪いと、
毎週末、後頭部のいつも決まった所に頭痛がでて、
1日動けなくなっておりました。
このままじゃマズイと思っていた所、
2年前の4月に突発性難聴を発症して、その後、
ある朝起きたら後頭部のいつもの場所付近が
潰れた感じがして、耳鳴りが出てきました。

今思えば、5,6年前から、頭痛という形で
身体が後頭部の不調を訴えていたわけですから、
病院に行って薬をもらってその場しのぎをせずに、
根本的な改善を試みるべきだったのですよね。
病院にいって、検査して、特に何も悪い所が
なかったので油断していました。
医師も、単に緊張性頭痛としか言わないですからね。
根本的な改善の指導などは、彼らの仕事ではないようですし。
こういう所に気づかなかったのが、大きな失敗です。
検査して問題がないと言われても、実際に頭痛が
どんどん出やすくなっているのですから、真剣に
対策をこうじるべきでした。

というか、枕を変えたり、タオルを枕として使ったりと、
いろいろ工夫はやっていたのですよね。
それでも、悪化は免れませんでした。
この時に、うつ伏せで寝る、といった方法を試せば
良かったのですが、それには気づきませんでした。
これに気づいていれば、ここで悪化が止まって
いたかもしれません。

後悔してもしょうがないのですが、今となっては、
徐々に、耳の聞こえがおかしくなる恐怖と戦いつつ、
少しでも改善に繋がる方法を地道に試していくしかありません。

頭痛がある人は、自分みたいに、頭痛の延長線として、
突発性難聴や耳鳴り、そして、聴力悪化など他の病気に
繋がる可能性があるということを、十分に気をつけた
ほうが良いですね。

人によって原因は違いますが、少なくとも自分の
場合は上記のような経緯で出てきました。

今でも後頭部のとある場所を触ると、耳の神経が
ビンビン反応する感じで、恐くて下手に触れません。
また、あお向けで寝ると、耳鳴りが必ず悪化するので、
あお向けで寝ることもできません。

寝るときに、ブーンというムシの羽音が聞こえるのも、
以前より頻度が上がってきました。
徐々に、耳の神経がおかしくなってきています。

なんとかしたいのですが、本当になんともしようが
ない感じです。
横浜のめまいメニエール病センターの医師が勧めている
有酸素運動が唯一の希望です。

でも、2ヶ月ちょい続けましたが、就寝時の大きな悪化は
出にくくなった気がしますが、聴力の悪化は、徐々に
進んでおります・・・。
残念ではありますが・・・。


そういえば、就寝時にレム睡眠になると、身体が
弛緩しますが、自分の場合は、その時に耳鳴りが
悪化しているようです。
身体が弛緩することで、耳の神経が何かしら
変に圧迫されて、徐々に耳の神経が壊されている
ような気がします。
かといって、寝ないわけにもいかないですから、
この問題を避けようがありません。

あとは、頭を低くすると、身体が弛緩したときに、
頭や耳付近に体液が押し寄せるせいか、耳鳴りが
ギンギンひどくなります。
こうなると、朝起きた時に、症状が残ってしまって、
その後、1日中、ずっと調子が悪いですね。
そして、ひどい時は、この時に出た音域障害が
そのままずっと残り続けます。
改善しません。
なので、1回の油断が、一生の音域障害に
繋がる感じですね。

寝ている時に、枕を高くして、頭に体液が押し寄せない
ようにしないといけません。
もちろん、寝ているときは、無意識の内に姿勢を
変えるので、運が悪いと、上記のような感じで
耳鳴りが悪化してしまいますね。
音域障害にも繋がります。

多分、自分はこういったことを日々繰り返しながら
徐々に耳の聞こえが悪くなって行く可能性が高いと
思います。

せめて、その経緯をここに書き残すことで、
誰かしらの何かの役に立つのではないかという
思いから、今ここに書いている次第です。

2ヶ月の有酸素運動の結果について

耳鳴り改善のために、12月末から
毎日、1時間ぐらいの有酸素運動を開始してから、
既に丸2ヶ月が経ちました。

現在の結果としては、以下の通りです。

・就寝時のひどい悪化は、出にくくなった。
 運動のおかげで体内のリンパの流れが
 よくなったせいか、頭部の詰まった感じや
 耳がビンビンすることが、かなり少なくなった。

・しかし、12月末から発生した、中音障害は
 若干悪化してきている。
 2年前の突発性難聴発生時は、高音の耳鳴り
 とそれに伴う高音障害だけだったが、去年の
 12月から、中音域もおかしくなってきた。

・耳鳴りの種類は、少しずつ増えてきている。
 2何前の発症時は、1、2種類だったが、
 1年後に4,5種類ぐらいになって、
 今は、5,6種類ぐらいになった感じ。

ということで、寝ている時の悪化はし難くなった
のですが、着実に、少しずつ耳鳴りの種類が増えて
高音だけでなく、中音も少し変に聞こえるように
なってきている感じですね。

つまり、聴力の悪化は少しずつ進んでいるという
ことになります。
残念ながら・・・。

2年前の発症当時に恐れていたことが
現実化してきていますね。
少しずつ聞こえが悪化してきております。

突発性難聴を患った多くの人が、10年後、
20年後に、耳が聞こえなくなるという統計が
あるようですが、自分もこのままいくと、10年後や
20年後は、耳がほとんど聞こえなくなっている
かもしれません。
状況が悪いとと、10年後どころか、2,3年後に
そうなっているかもしれません。

病院にっても、メチコバールやストミンA錠などの
ビタミンBがもらえるだけで、耳の状況の改善には
繋がらないので、横浜のめまいメニエール病センター
医師がで言っているように、有酸素運動を続けることによって、
改善に繋げていくしかないですね。

有酸素運動を2ヶ月続けましたが、自分の場合は、
やらないよりはやった方がマシといった感じでは
ありますが、それでも、これしか方法がないので
やり続けるしかありません。

そうしないと、高音域、中音域の聴力障害がさらにひどくなって、
さらに低音域での聴力障害もでてきて、まともに仕事や生活も
できなくなる恐れがありますので。

なんとも厳しい状況ですが、致し方無いです。
引き続き有酸素運動を頑張るしか手立てはありません。